靭帯の捻挫

靭帯の捻挫とは
 靭帯とは、骨と骨をつないでいるものです。足首の捻挫はよく見られますが、この靭帯が伸ばされたり、切れたりしますと、靭帯の捻挫あるいは、断裂とよばれます。腰の部分位には、多くの靭帯があります。この靭帯はある程度伸縮性がありますが、引っ張られる力が強すぎると伸びてしまったり、切れてしまったりします。このような状態が起こると、足首の捻挫と同じように伸ばされた部分や切れた部分が腫れてしまいます。症状は靭帯の損傷程度によりますが、腰を動かしたり、体重をかけたりすると痛みが出たり、痛みが増したりします。腫れがひどいときには、横になっているときにも痛みが出ます。

原因
 靭帯の断裂の原因は、靭帯に過剰な力が加わることで起こります。靭帯が弱くなっていたり、硬くなっていたりする状態では、リスクが大きくなります。皮膚などと同じように、靭帯も年齢とともに老化します。靭帯が老化するともろくなります。同じ力が加わったとしても老化がない状態と老化している状態では伸ばされ方が異なります。

靭帯の捻挫とカイロプラクティック
 靭帯が伸ばされたり、断裂すると、炎症(腫れ)が起こります。炎症が起こってから通常3日間は、安静にし、この腫れを引かせるためにアイシングを行います。

 カイロプラクティック治療では、靭帯の捻挫や断裂を起こした動作分析し、その原因を突き止めます。捻挫を起こした部分が単に脆くなってしまったために起こったのか、あるいは他の部分の代償的な動きとして伸ばされた部分に過剰な力が加わったのか分析します。多くの場合そうですが、他の部位の代償的な作用により過剰な力が加わったために起こりますが、この場合、患部以外の部分を治療します。これは、例え、あまり激しい運動ではなくても、例えば日常生活であっても捻挫を起こした部分に悪化を起こすような力を軽減することになります。回復を早めるためにも、再発を防ぐためにも重要になります。

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