野球 腰痛

腰痛
野球で起こるような腰痛は主に背骨を捻ることによって起こります。背骨を捻ることは背骨にある49個の関節が正常に動いて、更に背骨の間にあ椎間板という軟骨の柔軟性がある状態では、過度に捻ったりしない限り問題はありません。しかし、関節の動きが悪くなったりすることで、通常関節の動きが悪くなった部分ではないところに痛みが出ます。特に胴体、体幹を捻る運動は首以外の背骨、背中と腰の骨に捻れが起こります。背中の骨には肋骨が付いているため、あまり捻れは起こりません。実質的には、ほとんどの捻れは腰の骨で起こります。この腰の骨の中の12個の関節で1つや2つの関節が動かなくてもさほど問題はないと思うかもしれませんが、腰を捻る運動を何回も繰り返しているとそうは行きません。

通常、1つや2つの小さな関節が硬くなって動きが悪くなっても気が付くことはありませんので、通常のように腰を捻る運動を行っても、捻りにくいと気付くことはありません。これは残りの10個の関節が動かない関節のために、わずかずつ余計に動いているからです。これを続けると10個の関節は通常よりも柔軟性が大きくなります。時には、軽い捻挫(関節を限界異常に動かすことにより関節で骨と骨をつなぐ靭帯というものを伸ばしてしまうこと)のような事が起こると腰に痛みが出てしまいます。1つや2つにの関節が動きが悪いことはよく見られます。更に4から6つ関節が硬くて動きが悪い状態さえも珍しくありません(特に腰痛を持つかたには)。

腰痛とカイロプラクティックの施術
カイロプラクティックでは、背骨の関節の柔軟性を検査してきます。柔軟性を失った関節を施術していきます。このことで腰痛の早期回復と再発予防にもつながります。