
腰痛
腰の部分に痛みが出ることを意味します。これは痛みの原因が何かを示しているわけではありません。腰に痛みが出る原因はたくさんあります。カイロプラクティックでは良好な効果が認められます。
骨折
これは転ぶ、打撲など外傷性のものが殆どです。高齢者、特に骨粗しょう症を持つ女性では、さほど大きな力が加わらなくても骨折(圧迫骨折)を起こすことがあります。これは、すでに背中が丸くなっている人は、更にリスクが高まります。
関節の腫れ(炎症)
過剰な負荷、外力、過去の外傷、栄養素欠乏などにより起こります。中には重篤な病気の兆候である場合もあります。
靭帯の捻挫
関節を包む靭帯、骨をつなぐ靭帯が過度に引き伸ばされ、炎症を起こすことで腰痛が起こります。靭帯組織(骨と骨をつなぐ組織)が皮膚などと同様に、加齢と共に脆くなるため、損傷が起こりやすくなります。
筋肉の断裂
筋が緊張していたり、硬くなっていたりした状態で急激に引っ張られることで筋肉の一部がちぎれてしまうことです。特に腰の部分の筋断裂は腰の筋肉が硬くなっている状態で重いものを持ち上げたり、下ろしたりすることで断裂することがあります。
筋肉の痙攣
筋肉の痙攣は、過労、酷使、栄養素の欠乏や筋肉が弱くなったり、冷えたりすることで筋肉が痙攣することをいいます。足が攣ったときはすごく痛いと思いますが、この状態と同じような状態が腰の筋肉に起こっているのです。
神経の圧迫
脊髄から出る神経に骨や靭帯が触れることにより、痛み、痺れ、無感覚などを起こします。時に腰には痛みを伴わず足に痺れだけが感じられることも少なくありません。神経に圧迫が加わった状態が長期間続くと筋肉に力が入り難くなったり、萎縮(細くやせる)することがあります。
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、椎間板の中心部、髄核が突出し、神経を圧迫します。痺れ、麻痺、などがあり、時には、失禁、排尿障害がおこる場合もあります。40,50歳代で最も多く起こります。症状は神経圧迫と同じ症状です。
骨、軟骨の変性
関節周囲の骨、軟骨が変性(変形)することで周囲の組織を傷つけ炎症、腫れを起こす状態を言います。変性の原因は、骨のズレなどから関節への異常な力が加わる状態が長期間続くこと、過去にひどいけが(例えば、交通事故、手術など)をした関節などに起こることがよくあります。
内臓疾患からの関連痛
大腸、腎臓、尿道、子宮、卵巣など
この痛みは特に夜間に悪化することが多く、動きや姿勢に関係なく痛みの発生、悪化があります。
カイロプラクティック施術
毎年のように腰痛が起こって、自然に治り回を重ねるごとに症状が重くなっていく、直り難くなっていく場合、腰痛の原因が解消されていないことがあります。背骨のズレによるもの、また日常生活の中で気づかないうちに腰に負担をかけて、その蓄積により腰痛が発生することがあります。
カイロプラクティックではこれらの状態を把握したうえで、施術方法を決定して適切な施術を加えます。
施術では、患者の体型、年齢、問題に合った治療法を選択し、無理なく治療します。施術は全身に行います。
アドバイス....
痛みを軽減させる方法を指導し、早期回復を促すようにアドバイスします。
腰への負担がかかる日常生活の姿勢や動きについてアドバイスします。また、問題に合った運動療法なども指導し、再発防止に役立てます。
痛みを悪化させる食物などがある場合、痛みの軽減、予防などに役立つ栄養素などのアドバイスをします。