肩こり

肩こりとは
肩こりとは、肩から首にかけてのコリで、殆どの場合では筋肉疲労による症状です。ひどくなると、頭痛、めまい、。吐き気などを起すこともあります。

しかし、時には内臓疾患からの影響によるものもあります。多くの場合、症状を現す部位にマッサージなどを行っても一時的な軽減だけで、再発、悪化する場合があります。カイロプラクティックでは、症状(こり)の部分に筋肉疲労を起こす原因を見つけ出し、その原因に対して施術を加えます。このため、肩だけではなく全身を検査して施術します。肩こりを起こす原因を突き止めて施術するということは、再発の予防に役立つことになるのです。

原因

肩こりの原因となり得るもの

姿勢不良
背中が丸く、あごが上がっている姿勢を長時間続けていることで筋肉疲労、緊張が起こります。

酷使
筋肉を持続して縮めること、繰り返し使うことでこりが起こります。肩をすくめるような姿勢(パソコンなどデスクワーク)、重い荷物を持つなど肩の筋肉を過度に使うことで筋肉疲労が起こります。

眼精疲労
目の使いすぎにより特に首と頭の境目がこることがあります。多くの場合、頭痛を伴います。

手、腕の酷使
細かい手仕事、手で長時間重い荷物を持つことなど、肩こりは肩だけでなく腕の筋肉が硬くなっているようなときも、肩に緊張が伝わり肩こりになるともあります。

血流不全
冷え、疲労、緊張などによって硬くなった筋肉の間をぬうように走る血管は圧迫を受けて血液の流れを低下し、更に筋肉を硬くし、更に血流を低下させるという、悪循環を引き起こします。

内臓からの関連痛
胆嚢、肝臓、胃、心臓などからの関連痛が肩こりと間違えられることもあります。また、胆嚢、肝臓、胃、心臓などが疲労している場合、背中のこりや肩こりを起こすこともあります。

肩こりとカイロプラクティック
カイロプラクティックでは、背骨のゆがみを取り、首や肩への負担を軽減します。状態によっては、腕や手の骨のずれなどを直して肩こりを軽減します。多くの場合、こっている部分は他の部位の異常のサインであるため、こりの部分だけを直接施術することはありません。

肩こりの場合、筋肉が疲労していることが多いので疲労を起こす原因を治療することを優先して治していきます。