仙腸関節捻挫

仙腸関節とは..
腰部筋筋膜症とは、骨盤にある関節です。他の関節でもそうですが、関節は靭帯と呼ばれるもので覆われています。仙腸関節も靭帯で覆われています。捻挫とはこの靭帯が伸びてしまっていることをいいます。足首の捻挫と同じように、この関節も捻挫を起こすことがあります。一度に強い力が加わり捻挫を起こすこともありますが、痛みが起こる前に、この関節に負担がかかるような状態が存在していることが多いようです。痛み腰の下の部分や臀部、時には太ももの外側に痛みが出る場合もあります。

原因
原因は、重い荷物を持ったり、腰をひねったり、腰を曲げたりするときに仙腸関節の靭帯を伸ばしてしまうことがあります。靭帯は、少しづつ伸ばされるケースがあり、捻挫は小さな力で起こる場合があります。靭帯を弱い状態にする原因は、例えば、日常で座っている時間が長く、あまりよい座り方をしていない場合、不適切なストレッチ運動、出産後などがあげられます。また、ゴルフ、テニス、サーフィン、スノーボードなど下半身を固定して上半身を捻る運動でも仙腸関節の靭帯に負担がかかることがあります。

仙腸関節捻挫とカイロプラクティック
 まず、急性期には冷却、固定、更に筋肉のバランスをとり、痛みの悪化や更なる仙腸関節への負担を防ぐ施術を行います。そして、回復を早めるために、靭帯を弱くしている原因を施術いたします。

仙腸関節捻挫は、足首の捻挫もそうですが、癖になりやすく、仙腸関節捻挫の原因を突き止めて、施術することが再発を防止につながります。痛みがなくなった状態でも靭帯が弱い常態の場合もあり、再び関節に負担のかかる要素が加わることで再発するケースもあります。腰によいというよう腰痛運動やストレッチでも再発するケースがあります。重要なことは仙腸関節とその周囲の関節と筋肉のバランスです。バランスの崩れた状態で運動することは、更にバランスを崩すことになります。

慢性的な腰痛にならないためには、適切な鑑別、適切な治療が必要になります。welcure ebisu カイロプラクティックでは、腰痛回復後の再発予防も考えて施術していきます。